がんの疑いあり?でも、血液検査の値がとりあえず改善してホッとしている話

血液検査のデータ 50代の美容・健康

実はわたし、つい最近までずーっと「もしかしたら、また『がん』になっちゃったんだろうか…」という想いを抱えて、日々を過ごしておりました。

そんな悩みを抱えつつもブログにそのことを書かなかったのは、病気ネタって、いくら自分の経験談であっても、読んでくれた方がもし同じような状況だったりした場合は、不安心をあおる可能性があると思ったから。

だから、あえてブログには書いていなかったのです。

でも…。
もともと普段から家仕事をしているわたしには、その不安を忘れさせてくれるような同僚(というか話し相手かな)もいない。

だから、ここ数カ月はずーっと心の根底に恐怖感・不安感を抱えたままだったのですが、やっぱりそれはキツすぎました…。

それに、ここはわたしのブログ。

自由なことを書いてもいい場所なんだと思いなおし、備忘録もかねて少しだけ書いていきたいと思います^^

すみれ
すみれ

※この記事に書いているのは、すべてわたし個人の体験、病状、経過です。同じような病状でも、人によって状況は大きく変わる可能性もあるので、気になる症状がある方は医療機関での相談を心からおすすめします…!

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「血液検査で長期間続いている貧血が気になる=がんの可能性も…」との指摘を受ける

以前の記事でも何回か書いているように、わたしは膠原病を患っています。
そして同時に、がんサバイバーでもあります。

今現在は、がんの治療は終えており、寛解しているので、そちらのほうは普段あまり意識することなく過ごせていますが、膠原病のほうは今も定期的な診察と投薬治療が欠かせません。

膠原病の定義って素人のわたしが説明するのはとてもむずかしいのですが、かんたんに言えば「本来、体を守ってくれるはずの自分の免疫が、なぜか逆に自分の体を攻撃してしまう」ということになるのかな…。

参照:膠原病とは(京都大学医学部附属病院公式サイト記載の説明にリンク)

コロナ禍となってからは、頻繁に『免疫』の大切さをいやでもニュースで見聞きするようになり、そのたびに「わたしが罹患したら絶対危険な状況になってしまう…。気を付けなくちゃ」という想いを強く持っています。

…話が脱線してしまいましたが、その膠原病の診察で、昨秋指摘されたのが原因不明で長期間続いている極度の貧血状態だったのです。

★薬での治療を終えた今は、足りていない鉄分や栄養分はサプリで補充しています。


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貧血の原因が消化器出血だったら、さらにくわしく検査が必要、と言われる

「貧血の原因を探り、治療する必要がある」と言われたときのわたしの血液データは、今見返してみると異常値だらけでした…。

まず、ヘモグロビンが1ケタ。
それだけでなく、ヘマトクリット、MCV、MCH、MCHCがすべて下限値を大幅に下回っている。
さらにまずいことに、ヘモグロビンの数値を大きく左右しているフェリチンというタンパク質が、当時のわたしの体内にはほぼ全くない状況になってしまっていたのです…。

(検査通知の正常値は試薬によって違いますが、わたしが通っている病院の検査では、ヘモグロビンの正常値は12~15。わたしのヘモグロビン数値はというと1ケタの6台。フェリチンにいたっては、最低でも0.5以上はないといけないものが、0.1しかないというかなりすさまじい状況でした)

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先生曰く、「よくこんな薄い血液で生活できているね…」とのこと。
そして同時に、「これは放っておけないよ。膠原病の病状との関連性だけでなく、年齢的にがんの可能性も視野に入れる必要がある」と言われ、そこでわたしの頭は真っ白に…汗

すみれ
すみれ

そのときのわたしの心の声:「また、がん…?そんなウソでしょう?人生は一回だけなのに、一体わたしは何回がんになるんだろうか…」

ちなみに、膠原病を患っていると免疫に関する疾患だけに、ガンを罹患しやすいというデータもあるそうです…LOL…

ヘモグロビンの数値って、10代、20代の女性であれば、生理での出血過多が原因な場合もあるからそこまで重要ではないそうです。

でも、50歳を超えたわたしの場合、無視はできないとのこと。
さらに、既往症(膠原病、ガン経験あり、肝炎キャリアでもあったりします…)ありなのでなおさらですよ、と。

少し前に内視鏡検査はしているものの、とりあえずしばらく貧血治療薬を服用し、それで変化がなければ、体内のどこかに出血点があるということになる。

その場合は、さらにくわしい検査が必要になりますと告げられたのでした…。

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また『がん』になったらどうすればいい?そう思ったわたしがとりあえずやったこと

先生の口から、『がん』という言葉を聞いたとき、もちろんその時点では可能性という話ではあったけど、やっぱりショックを受けました。

今までは、もしこの先の人生でまたがんになったとしても、以前がんを患い壮絶な治療を受けたという経験があるから、そんなにショックを受けずにいられるのでは?そんな風に思っていましたが、実際はやっぱりかなりショックなものですね。。。

でも、事実を受け入れることができてからは、以前がんが発覚したときより冷静に準備をしていくことができました。
(とはいえ、これは、「可能性がある」という段階だったからこそなのかもしれないのですが…)

具体的にわたしが準備したのは、次のようなことです。

①入院治療費の概算チェック

②生命保険の契約確認(入院・手術で支払われる金額と申請方法…どんな診断書が必要になるか、保険金が支払われるまでどのくらいかかかるのか、など)

③区役所で高額療養費制度について確認

高額療養費制度とは、簡単に説明すると、医療費が高額になった場合でも(収入に応じた)限度額以上はかからないというありがたい制度です。

請求された金額を病院で支払い、後日役所に申請⇒限度額をオーバーした金額を返金というパターンと、あらかじめ役所で「限度額適用認定申請書」を取得し、入院時に提示して減額した分を支払うという2パターンがあります。(住んでいる自治体や世帯収入によって変わる可能性あり)

会社に勤めている方の場合は、おそらく前者になると思われます。(会社の健保組合に問い合わせると教えてもらえるはずですよ^^)

★高額療養費制度について/厚生労働省HP

 

④仕事をどうするか、そして治療が長引いた場合、どうやってこれからの人生を生きていくか考える

④入院が長引いた場合、愛オカメインコをどこに預けるか

⑤今現在、その病気と闘っている方の体験談をチェック(勇気をいただきました)

…そのほかにも色々ありましたが、やっぱり大きかったのは上記の5つかな。

特に一人暮らしで頼る人のいないわたしにとっては、お金に関する不安はものすごく大きかったです。

「お金があればいいってものじゃない」という話もよく聞くし、わたしも元気なときはその考えにうなずくこともあるけれど…、やっぱりイザというときに考えなければいけないのは、正直お金の問題なんだなとあらためて実感。

生命保険からの給付金が、入院の場合は1日約1万円ほどにはなることを確認できたとき、不安の半分がクリアできたのも事実だったから…。
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治療の結果、血液検査の数値が改善し、とりあえず『がん』の疑いが晴れる!でも気は抜けない…!

貧血改善薬を飲み始めたものの、なかなか効果が出なかったため、不安な日々が続いていましたが、先日受けた検査で、なんとか正常値の最低限の数値近くまで改善されました…!

それでも、まだ低めではあるし、手放しで安心できる状態ではない。
薬をストップしてまた数値が下がるなら、なんらかの治療が必要になるかもしれない。
体質的なものだとしたら、大幅に生活を見直す必要があるかも…、など問題が山済みなのは変わりません。

でも、「貧血改善薬で数値が上がっているということは、危惧していた消化器出血ではなさそうだね」という結論に…!

先生からこの言葉を聞いたときには、涙が出そうなくらいホッとしました…。

そして、同時に最近すっかり減退していた食欲がものすごい勢いでよみがえり、帰り道で吉野家の牛丼をテイクアウトして帰って来たわたしなのでした^^。

そんな今は夜中の0時過ぎですが、今は猛烈においしいシャケ弁当が食べたくなってきています…(笑)

相変わらずわたしったら極端過ぎですよね(笑)
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