今も記憶に残る「やさしい人」

こじんまりとして可愛らしい梅の花 50代の人付き合い

やさしい人。

その言葉を聞くと、すぐ頭に思い浮かぶ2つの顔があります。

出会ったキッカケも職業もまったく違う2人だけれど、今もわたしの記憶に強く残り、思い出すたびに心にポッと明かりを灯してくれる……というところは同じ。

そしてまた、2人ともわたしよりも年下(うち1人は10歳以上年下…!)なのに、心から尊敬できる人柄であることも同じなのです。

 

やさしい人の定義ってなんだろう

やさしい人の定義って、人それぞれ違うものだと思います。

きっと、誰もが自分だけの物差しを持っていて、それで相手の人柄を推し量っているのだと思うから。

だから、ある人にとって「冷たい人」が、自分にとっては「やさしい人」だったりするし、もちろん、その逆の場合もある。

 

また、自分の物差し(性格もあるかな?)はもちろんのこと、そのとき置かれている状況によっても変わってくるものだろうとも思います。

ただ、一般的なところでいうと、「やさしい人」のイメージって、多分こんな感じになるのかな……?

  • 親切にしてくれる人
  • やわらかい受け答えをする人
  • いつも笑顔でいる人

……etc。

もちろん、このほかにもあるだろうけど、そのほとんどは、目に見えないものなんじゃないかなって気がします。

やさしさって、きっと心で直感的に感じているものなんだろうな、とわたし自身は思っています^^。

 

長い期間を経た今も感謝している2人の「やさしい人」

わたしには、10年以上会っていないにもかかわらず、今も感謝している人が2人(Aさん、Bさん)がいます。

年齢も仕事も出会ったキッカケも全然違う2人だけど、わたしが今までの人生であった人の中で群を抜いてやさしい人である点は同じ。

あっ、もうひとつあった!

それは2人とも美人さんであるということ(笑)。

2人とも色が白く、透き通るような瞳をしていたのが今も印象に残っています。

 

心の底から歩み寄ってくれたAさん

Aさんは、 わたしに気を遣わせることなく、自然な形で気持ちを察してくれた人。思いやりにあふれた人でした。

とはいえ、外見はどちらかといえば派手目で、最初はちょっととっつきにくい印象もあったのですが(ナイショの話^^:)。

彼女と出会ったのは、わたしがイベント系の派遣で働いていたころ。

なので、もうかれこれ20年以上前のことになります(笑)。

当時のわたしはかなり大変な状況だったため、平日の事務職のお給料だけでは足りず、土日も働く必要がありました。

そこで「時給が高い仕事をしなくちゃ生活していけない……!」と、当時、時給がかなり高かったイベント・キャンペーン系の派遣として働くことに。

とはいえ、元々マジメ気質のわたしは営業スマイルやトークができず、ただ突っ立ってるだけ(笑)。

周囲には華やかな経歴の持ち主が多く、なかなか打ち解けられそうな人も見つけられずで、休憩中は針のムシロ状態でした。

そんなわたしを察して、歩み寄ってくれたのがAさんです。

表面上はニコニコして会話に参加していたものの、いつもココロは上の空で疎外感いっぱい。

自然と派閥ができあがり、どこにも所属(?)していなかったわたしに、メンドクサイ仕事が押し付けられそうになったとき、彼女が助け舟を出してくれたのです。

それも、周囲に気付かれることなく、かつわたしに気を遣わせることなく、ごく自然な形で……。

打ち解けた後に知ったのは、彼女自身が大変な苦労人であるということでした。

婚外子として産まれ、高校卒業後は上京し、それこそ裸一貫のような状況の中で頑張っていた人で、本当にさまざまな職業経験の持ち主。

……プライバシーなこともあるからあまり詳しくは書けないけれど、本当に大変な苦労をしながらもひたすら前向きに生きていた人でした。

彼女が示してくれたやさしさがあったから、当時のわたしは華やかかつ過酷(わたしにとっては、ですが^^:)な職場で頑張っていけたのだと思います。

 

彼女と知り合って思ったのは、苦労しているからこそ、わかること、できることがあるんだなということ。

そして、だからこそ、心の底から人に歩み寄っていけるんだな……ということでした。

まるで淡雪のようにはかなげなのに、内面は強くて、とても心根がやさしい人。

……それがわたしの中に今もあるAさんのイメージです。

 

 

職業柄というだけでなく、素晴らしい人格のBさん

Bさんは、わたしがガンで長期入院を余儀なくされたときにお世話になった看護師さん。

入院した病院では、病状が重い患者には担当看護師さんが付くことになっていて、わたしの場合はそれがBさんだったのです。

術後の回復が思うように進まないうえに、身の回りの細々なことを頼んだり、不安な気持ちを相談できるような身内もいなくて心身ともにズタボロ……。

初めての入院生活だったため、どこまで看護師さんを頼っていいものかもわからず、ウツウツとしていたわたしに、Bさんはまるで妹のように接してくれたのです。(Bさんは10歳以上年下でしたが、内面はわたしよりずっと大人!)

入浴はもちろんのこと、洗濯、洗髪、買い物をはじめ身の回りのこと、ほぼすべての手伝いをしてくれたBさん。
少し歩けるようになってからは、Bさんの就業時間が過ぎているにもかかわらず、庭への散歩へ連れ出してくれたり。

お休みの日なのに、わたしが心配だからと、わざわざ顔を見に来てくれることも多かったです。

入院生活が想定をはるかに超えて長引いてしまい、入院費の問題が出てきたとき、動けないわたしにかわって病院側と掛け合ってくれたことすらありました。

Bさんが担当看護師さんでなかったら、おそらく今わたしは生きていない。

そう言い切れるくらい、Bさんには本当にお世話になりました。。

看護師さんにはやさしい人が多いけれど、正直なところ、やっぱり相性ってあります。(わたしは入院が長引いたから、余計そう思っているのかもしれないけれど……。)

入院は複数回にわたり、そのたびに担当看護師さんは変わったけれど、Bさんはその中でも飛びぬけてやさしい人。

やさしい人であるだけでなく、素晴らしい人格の持ち主でもあります。

もう入院はしたくないけれど、Bさんがまた担当看護師さんになってくれるなら頑張れそうな気もします(笑)。

わたしが退院してから半年くらい経ったころ、風のウワサで退職したと聞いたけれど……、ママになったのかな。。?

幸せに暮らしているといいな、そう心から願っています。

 

 

わたしの中でのやさしい人=「心」そのものがあたたかい人

人それぞれ、どんな人をやさしいと感じるかは違うけれど、わたしにとってのやさしい人、それはきっと心があったかい人。

純粋無垢なやさしさを持つ人なんだろうなと思います。

うわべのやさしさはそこらじゅうで目にする昨今だけど……、わたしは、何気ない一瞬に垣間見えたやさしさ、人間性を信じたい。

……2人のやさしい人と、いつかまた元気に笑顔で再会できたらいいな^^。

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