「お金がない」という言葉を聞くと思い出す……本当に大変だった頃の話

咲き誇る薄ピンクのライラック 50代のお金事情

「お金がない!大ピンチ!」と焦ったり、困ったりした経験って、きっと誰でも一度はあるのではないでしょうか?

もちろん(?)、わたしもあります!
しかも、10年以上経った今でも鮮明に覚えているような、切ないくらいの「お金がない」経験もしておりまする。。。

そこで、今回は、わたしが本当にお金がない生活をしていた頃のエピソードを書いていこうと思います。

すみれ
すみれ

お金と人生、幸せ、充実感などについて個人的に感じていることも書いてみました^^。

今お金がない悩みを抱えて苦しんでいる方に、ほんの一瞬でもクスっと笑っていただけたら……、必死に生きていた当時のわたしも救われます(笑)。
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お金がないエピソード①テレビ

お金がないと聞いて、まずわたしの頭に浮かぶのはテレビが壊れたまま過ごしていた頃のことです。

当時は長期入院した後も頻繁に入退院を繰り返していたため、本当にお金がない日々を過ごしていました。

そんなある日のこと、テレビが、突然映らなくなったのです……(*_*)。

当時はテレビが今より高かったこともあって、新しいテレビを買うことができませんでした。

最初のうちは、「もともとテレビはあまり見ないほうだし、ドラマ好きでもなかったから平気!」と思っていたものの、テレビがない生活は想像以上に不都合が多く、寂しくキツいものになりました。。。

必要な情報が入ってこなくて、外の世界と遮断されてしまったような感覚が強くなり、日々の生活が急速に色あせていったのです。
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かろうじてネット環境とパソコンだけは整っていたから、「何か方法はないかな?」とググりまくり、見つけたのが「日本電視台」。
(※今はグーグルで検索すると即セキュリティソフトがブロックするくらい、危険度が高いようなので、リンクはあえて貼らないでおきます:)

「日本電視台」とはその名前のイメージ通り、日本のサイトではありません……!

おそらく中国のサイトです。
(ちなみに、中国だから……というわけではなく、サイトの特色からして、既に限りなくアヤシイ気配を感じるのです。。。)

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どういう仕組みかわからないけれど、このサイトでは日本のテレビ番組がほぼリアルタイムで見られるんですよね。

今なら、「どう考えても怪しさ満点。スルーしよう。」と迷わず思うけれど、テレビなしでお金がない毎日を過ごしていた当時のわたしは飛びついてしまったのです。(ヒエ~っ。。。)
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とはいえ、何となく怪しさは感じ取っていたからなのか、少しでも安全にと思い、見るのはほとんどNHK。

……にもかかわらず、見ている途中で、警告が出るわ出るわ^^:)

画面はしょっちゅうポップアウト。
その都度、スパイウェアやトロイの木馬(?)に感染云々(コワすぎる……)というメッセージが表示されて、気が気じゃなかったのを今でもはっきり覚えています。

番組を視聴しながら冷や汗をかいている状況って、その時点でおかしいでしょ、と、今なら思います。

でも、それは今だから思うのであって、とにかくお金がない生活を送っていた当時のわたしには、そんな思考回路を持つ余裕はありませんでした。

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テレビは買えないけれど、ないままだと日々の生活に支障がありすぎて困る。

「お金がないなら、これで見るしかないんだ!」と思い込んでいたあの頃の状況は、我ながら哀れだったなぁ、と思わずにはいられません。

お金がなさ過ぎて、最低限必要な家電さえ買えないという当時の状況は、本当につらく、キツいものがありました……(涙)。

すみれ
すみれ

ちなみに、それが原因か定かではありませんが、しばらくしてからパソコンがフリーズして動かなくなりました。(;´・ω・)

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お金がないエピソード②お財布

2つ目のお金がないエピソードはお財布。

テレビが壊れた頃と同じころ、お財布に穴が開いてしまったのです!
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穴が開いたのは小銭入れの下の部分。

外からパッと見た感じではわからないけれど、穴が開いていてはお財布としての用途は果たせません。。。

お財布を新調しようと思い、あちこちのお店を周ったものの、予算の3,000円内で買えるものは、どれもかなり年配の方が使うようなデザインのものばかり。

そんな中やっとネットで見つけたのが、好みではないけれど何となくオシャレでブランド物(らしい)のお財布でした。

ブランド物らしい、と書いたのは、わたしは知らないブランドだったからです……。

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「よくわからないけれど、とりあえずブランドものだったらいいかな」と、当時のわたしは思ったのですよね(恥)。

具体的な名前はここには書けないけれど、アメリカでは一時期かなり人気があったらしいブランドです。

すみれ
すみれ

どうやら、当時大ブームだったSATCの中で、主人公のキャリーが持っていたことから人気を博したブランドだったよう。

ビジュー付きのグリッターなお財布で、ブロンドの女性や若い日本人女性が持てばオシャレ。

でも、既にアラフォー領域に入ったわたしには……、悲劇的なくらい(?)まったく似合わなかったのです。

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今までの好みとはかけ離れたデザインだっただけに、周りからは「らしくない~。若い~(爆笑)」と冷やかされ、「予算的にこれしか買えなかったんだよね」と理由を説明するも信じてもらえず。

加えて、何度も理由を説明しているうちに、わたし自身もみじめな気持ちになって行く。

今振り返ると、それは仕方なく買ったデザインであるにもかかわらず、周りからは「流行に乗って、若い女性向きのブランド財布を持っている人」と思われたことが、悲しかったのもしれません。

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お金がないと、好みとかけ離れたものしか買えない、我慢するしかない、という経験は、今後の人生を歩む中で大きな学びにはなります。

でも、それが度重なると、何が好きなのかわからなくなり、時には本来の自分を見失ってしまうことにもなりかねないんだ……、と強く実感した出来事でもありました。

「お金がない感覚が沁みついてしまうと、価値観や選択眼がおかしくなってしまう。自分自身の心を見失ってしまう。それはとても危険なことだな。」

当時の経験から得たこの信念のようなものは、今のわたしの生活信条のひとつとなっています。
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「お金がない」=不幸せではないけれど、あったほうが、より人生の充実度は増す!

お金と人生、幸・不幸に関する文言って、あちこちで見聞きしますよね。

たとえば、お金がないけれど清らかに生きている、という意味の「清貧」という言葉もそうだし、もっと身近なところで言えば「大切なのはお金じゃない」と考えている人もいる。

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もちろん、そうした考え方もアリだなとは思います。

でも、本当にお金がない状態を経験したわたしからすれば、「それはきれいごとだな。現実は厳しいよ。」とも言いたくなるというのが本音かな^^:)。

だって、お金がないよりあったほうが、確実に選択肢は増え、人生は充実して、生きやすくなると思うから。。。

何より、お金がないと心はふさぎがちになるし、ストレスもたまりがち。
……何もいいことはないと思うのです。

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お金が人生のすべてとまでは、もちろん思いません。
ほかにも大切なことはたくさんある。

でも、やはり、ある程度お金に余裕があったほうが幸福感が増すのは間違いないのではないでしょうか……?

少なくとも、リアルにお金がない経験をしたわたしからすれば、それが本音^^:)

お金の余裕と心の安定って、深くリンクしているように思えるのです。

今だから書ける、はずかしい昔話をお読みいただき、ありがとうございました(^^)/

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